Thank you Agile Japan 2016

アジャイルジャパン 2016

今年のテーマは、「あなたとつくるアジャイル」。私は今回は運営にはほとんどタッチせず(実行委員、運営、ボランティアのみなさんありがとう)、基調講演の Joe Justice さんの翻訳と、自分の1つのセッションに専念しました。

初参加の方も結構いらっしゃたようです。初参加とリピーターが50/50になると、いい循環の会になると思っています(アジャイルジャパンの歴史を知りたい方は、これまでアジャイルジャパンの活動、とくに海外スピーカーとの交流について、InfoQの記事です。)

基調講演

スクラムがイノベーションを加速する 〜ソフトウェア以外にも適用されはじめたアジャイル〜

基調講演、Joe Justice氏(平鍋は通訳と紹介)

ソフト以外へ、ということで、ワイナリーでスパークリングワインを作るスクラムチーム、農業用の重機の開発でスクラムを取り入れるチーム、車体を分割してスクラムチームで開発する話、戦闘機を作るチーム、教育をスクラムで変える話、、、本当にたくさんの「ソフト」でもなく「ハード」でもなく、人間の関る活動をスクラムで変える話でした。冒頭に、

火星に人間が住めるようにする、というプロジェクトをやっているチームがある。これは、ハードウェアかい?ソフトウェアかい?

という質問があって、考えさせられた。何かの目標があり、それを達成する手段がハードやソフトなわけで、チームで何かを達成したい、という活動そのものに、スクラムを使って行こうという活動なのだ。

講演は、ほんと、Joeが関ったすごい例ばかりで、圧倒されてしまいました。昨年の基調講演の横塚さんも、「これはいろんなところで話してもらったら、日本が変わるきっかけになる」とコメントもらいました。

Joe の TEDx での講演ビデオはここから見れます。(Awesome Joe)

ぼくはいつもの逐次通訳で、なんとかJoeの速度を落とさせないようにしながら、意図を伝えるよう、(二日酔いの中で…^^)がんばりました。実は去年あたりから、通訳がないくてよい(ない方がたくさん内容が聞けて良い)という意見をもらっていて、どうしようか迷ったのですが、サテライトの人も見やすいようにお願いします、ということになって今回は逐次訳を入れました。直後にアンケートをとってみましたが、「あってよかった」という方が7割で、やってよかったです。

a

「アジャイルは本当に日本のソフトウェア開発を変えることができるか」

さて、いつもは話をしないのですが、今回ははじめて、自分のトークをやってみました。

今まで、「アジャイル」という言葉を出さずにアジャイルの「魂」の部分を表現してきたのが、いま、とてもふつうにアジャイルの話を聞いてもらえてうれしい、ということ。また、ぼくが新しく永和の社長になったことで、全社員にアジャイルの話をした、という話と、永和の社是がすごく、アジャイル宣言に近いという話もしました。そして、ブラジルの CI&Tの話は、日本が忘れた何か、を思い出させてくれる、という意味で、Kent Beckのシャンペンボトルのコルクは、ここにあったという話。(上記スライド、一部日本語が欠けていますが、原因が分からないので、細部に興味があれば、こちらと合わせてみてもらえればと思います。)

ちょっと懐かしく感じる話です。咳さんからも、PFの話が懐かしくて、自分の昔の活動のスライドを見てみたら、10年くらい時間が止まっていた、というコメントをもらいましたし、参加者の方から、こんなレポートをもらって、嬉しかったです。「AgileJapan に参加してきた」 (ありがとー!)

また、講演の前に、昔集めた認定スクラムマスターの世界各国の人数を、ScrumAllianceに再度調査依頼しました。返答があったが前日だったのでなんとか間に合いました!(まだまだ、日本は少ないようです。)下のグラフは、上記のスライドp60を実際に畳み込まずに表示下グラフで、左が2013, 右が2016です。赤い部分(PO)の伸び、また、アメリカとインドの伸びがはっきり分かりますね。

b
認定スクラムマスタ、プロダクトオーナーの国別人数(上記スライドのp.60)

他の講演

ほとんど聞けなかったのですが、、時間をみつけて、いくつか、ここに書いていきます。(TODO)

最後に

参加者のみなさん、スポンサーのみなさん、ボランティアのみなさん、そして、実行委員と運営のみなさん、本当にありがとうございました!!来年またお会いしましょう。ぜひ、みなさんの実践の気づきを持って来てください。共有したいです。

今年は、大企業の、中間管理職層の方もかなり出て来て頂いたり、エンタープライズアジャイル、という言葉も出て来て、いよいよ、アジャイルが「普通の開発」になった感じが強くしました。

でも、やっぱりソフトウェア開発は簡単なものではなくてですね、方法論とか問わず、もともと昔から簡単なものなどなくて、ですね、日々、工夫な訳です。当たり前なんです。そこを「よりよく」しようという活動がアジャイル、と私は捉えています。Do Agileでなく、Be Agileでもなく、Become Agileという「動き」の中の旅。旅は道連れ、世は情け。そのためにも、もっと気づきを共有していきましょうね。

最後の記念撮影

アジャイルの魂本、今年もいい出来ですね!この題字を書かせて頂きました。今回は隷書をはじめて練習しました。

今年の題字

野中先生訪問(前日)

(おまけ)前日、Joe と野中先生を訪問。Scrum という言葉の語源や、組織開発に適用がはじまったScrumの話を、先生と廣瀬文乃さんと話がもりあがりました。野中先生は、これからはトップダウンでなく、ボトムアップでなく、「ミドルアップダウン」という話を少し、MacroでなくMicroでなく、Meso-レベルの話がもっとも大切なのだ、ミドル層が大事と。

Joe+Nonaka+Kenji.jpg

サテライトに行くよ

今回、永和はサテライトスポンサーになっており、サテライトに以下の日程で講師を派遣いたします。ぜひ、地方でもアジャイルを盛り上げて行きましょう!

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